HOTEL(15)

プラトンに、11年前に王制から共和制に移行したばかりの小国・クルアド共和国からのお客さんがやってきた。
威風堂々とした佇まいのプラトンをいたく気に入った彼らは、プラトンを買い取りたいと東堂に申し出る。
「2020年には月に都市を建設する」という壮大な計画を発表したムーン・シティ建設委員会。
同時にそこで働く「ロボットのホテルマン」が紹介された。
しかも、その実験中のロボットをなんとプラトンのカウンターに立たせるというのだ!!シアター・プラトンの専属プロデューサー・伊藤は、今年こそは片思い中の亜矢子に告白しようと、クリスマス公演に向けて大はりきり。
しかし、ニューヨークに行ったままだった亜矢子の恋人が突然帰国して…。
各客室を春用のインテリアに模様替えするため、大忙しのプラトン。
そこへホテルに飾られているリトグラフの制作者が、作品を返して欲しいと乗り込んできた!!プラトンの若いメイル係・井上。
仕事も覚え大きなミスもない彼は、自分ではすっかり一人前に成長したと思い込んでいる。
そんな彼のもとに「井上はサシミだ。
テンプラをめざせ」という意味不明の葉書が届いた。
続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60014220